ドライヘッドスパで自律神経を整える

2024年08月07日

毎日の忙しい生活やストレスによって自律神経が乱れ、心身に様々な不調がでる…

自律神経を整えたいとドライヘッドスパを受けられる方が増えています。

自律神経はとても大切

自律神経とは、心身のバランスを整え、全身の機能を維持する役割を持つ大切な神経です。普段私達が意識することはなく、無意識のうちに働いてくれています。

呼吸や筋肉、消化、体温調節など様々な働きを担っていて、心身をリラックスさせたり逆に緊張させたりします。

自律神経は全身の様々な機能を調節しているため、自律神経が乱れると心身に様々な不調が現れます。

めまいや頭痛、肩こり、体が重い、不眠などがよく挙げられます。

自律神経は交感神経と副交感神経の２つに分かれています。どちらも日常の生活に必要です。

交感神経はストレスや緊張を感じた時や活発に活動している時に働きます。

血圧を上げたり、筋肉を収縮させたりする作用があります。

交感神経が活発になると活性酸素が発生し、体内を錆びさせ、疲労を感じるようになります。

副交感神経は主に睡眠中に活動し、交感神経がダメージを与えた細胞の修復をし、心身を休ませ、疲れを回復させる作用があります。

そのため、睡眠不足や睡眠の質が悪かったりすると十分にダメージが回復せず、疲れがとれません。

本来、朝から日中は交感神経が優位に働き、夕方から夜中までは副交感神経が優位に働くとされています。

しかし現代社会では、生活リズムの乱れから交感神経が作用している時間が長く、どうしても交感神経優位の生活になりがちです。

また、ホルモンバランスの乱れやストレスによっても交感神経が働き、バランスが崩れてしまいます。

２つのバランスが崩れると自律神経は正常に働けなくなってしまいます。

そのため両方がバランスよく働くように、意識的に副交感神経を作用させる時間を作ることが大切です。

副交感神経はリラックスした状態のときや睡眠中に優位になりやすいため、副交感神経を活性化させる方法のひとつとして、ドライヘッドスパが挙げられます。

店舗で施術中にお腹が鳴る方がいらっしゃいますが、これは副交感神経が活発になっている証拠です。気にされるお客様が多いのですが、セラピストはリラックスしてくださっているんだなと嬉しくなります！

また、人間の頭部には「前頂」や「百会」など約70ものツボがあり、その多くが自律神経に効果があるツボだと言われています。

頭皮の下の筋肉をほぐすことで、自律神経の乱れを改善し、身体と心両方の疲れを癒すことができます。

頭には自律神経を整えるツボが多いことに加えて、リラックスした状態の中で副交感神経が優位に働きます。

そのため、身体をほぐすよりも頭をほぐす方が眠たくなるのです。

心身を癒し、自律神経を整える方法のひとつとして、ドライヘッドスパを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。